頭部(1)
頭部の調整
【TAMURATIC】では、概ね以下のような観点で頭部の調整を行っています。
1、形
2、動き
3、流れ
このそれぞれについて、ここでは概略を説明させていただきます。

1、形
「器がゆがめば中身もゆがむ」
身体均整法で用いられるこの原理は、「頭蓋骨」にも当てはまります。
「頭蓋骨」内で脳は、空間の中で液体の中にプカッと浮いています。
外側を包む「頭蓋骨」のゆがみは、ダイレクトに内部に影響を与え、その影響は当然脳にもおよぶことになります。
形のゆがみが大きければ、それに関連して脳機能にも支障が生じるのは道理。
全体にバランスよく丸みを帯び、ほどよく引き締まった「頭蓋骨」は、理想的なアイデアや精神活動の源泉となります。
2、動き
15種23個からなる骨で構成されている「頭蓋骨」は、一種の繊維で結合されています。
その結合箇所を「縫合部」といい、そこで複雑微妙に縮んだり拡張したりを繰り返しています。
それだけでなく、それぞれの骨自体も微妙ですが動いているのが、注意深く触れてみるとなんとなくわかるのではないでしょうか?
滞りのない「動き」は、円滑な脳機能を生み出します。
「縫合部」そして「骨そのもの」の動きを感じてみませんか?
3、流れ
オステオパシーのクレニオセイクラル(頭蓋仙骨)セラピーでは、脳脊髄液という体液の循環を重視しています。
1分間に6〜12回のサイクルで起こるそのリズムは「頭蓋仙骨リズム」と呼ばれ、全身の神経系や循環器系に深く影響している、とされています。
そのリズムはさらに奥深いリズムとなり、1分間に2・5サイクル、さらにもっと微細に…と感覚を鋭敏にしていくとで感じられます。
中枢神経系(脳・脊髄)にとって脳脊髄液は、栄養や老廃物除去をするための大事な役割をしていることからも、その正常な流れがいかに重要かがうかがいしれます。

